起動時の設定ファイル

FreeBSDは、起動時にいくつかの設定ファイルを読み込んで処理を行います。
その設定ファイルに軽く触れておきます。


/etc/rc.conf

おそらく、最も目にする設定ファイルがこの /etc/rc.conf だと思います。
とりあえず、ファイルの内容を示します。

# /etc/rc.conf の例
# /etc/defaults/rc.conf をオーバーライドする
# "="の前後に空白を入れちゃダメ

# 自分のパソコンの名前
hostname="xxxx"

ifconfig_fxp0="inet 192.168.0.1  netmask 255.255.255.0"
kern_securelevel_enable="NO"
keymap="jp.pc98"
moused_enable="YES"
moused_flags="-3"
moused_port="/dev/mse0"
moused_type="auto"
nfs_reserved_port_only="YES"
saver="fire"

# sendmailはNONEにしておく (そうしないと起動時にエラーが出る)
sendmail_enable="NONE"
sshd_enable="YES"

# linuxエミュレーション有効
linux_enable="YES"

# 起動時に自動的にインターネットに接続する
#ppp_enable="YES"
#ppp_mode="ddial"
#ppp_profile="provider"

# firewallの設定
# typeがopenならすべてのパケットを通す。
firewall_enable="YES"
firewall_type="open"
firewall_quiet="NO"

linuxのエミュレーションを有効にさせるには、packageから linux_base をインストールしておく必要があります。
これによってlinux用に作成されたバイナリが扱えるようになります。

firewallを有効にするには、カーネルにオプションを設定して再構築しておきます。(カーネルの再構築)
typeをopenにすると、すべてのパケットを通すことになります。
これはセキュリティ的には非常に好ましくないので、出来る方は自分でルールを設定しましょう。
firewallについては"man firewall"や"man ipfw"を参照して下さい。
(自分もあまり理解していません・・・)


/boot/loader.conf

カーネルの再構築にも書きましたが、/boot/loader.confは以下のようにしておきます。

# /boot/loader.conf の例
userconfig_script_load="NO"


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