フレッツADSLで通信を行うにはモジュール NETGRAPH と、トンネルデバイス tun が
カーネルに組み込まれている必要があります。
GENERICカーネルだと標準で使えるようなのでそのままでも問題ないですが、自分で入れたい人は
カーネルの再構築のページを見て下さい。
色々初期設定が済んだら設定ファイルを編集します。
設定ファイルは /etc/ppp/ppp.conf です。
とりあえず、以下のような感じに書けばOKです。
# /etc/ppp/ppp.conf の設定例 default: set device PPPoE:fxp0 # : の前後に空白があるとダメ set MRU 1454 set MTU 1454 set log Phase Chat LCP IPCP CCP tun command set server /var/tmp/internet "" 0177 set timeout 180 # タイムアウトの時間(いらないかも) enable dns add default HISADDR accept CHAP provider: # 自分のプロバイダの名前に書き換える set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0 255.255.255.0 0.0.0.0 set authname ****** # ****** はプロバイダのアカウント set authkey ****** # ****** はパスワード flets: # フレッツスクウェアに接続するときはこんな感じ set authname guest@flets set authkey guest |
こんな感じで書いたら、スーパユーザ(root)になってプロンプトで"ppp -ddial provider"と入力するとインターネットに接続できると思います。
接続を切るには"pppctl /var/tmp/internet 'close; quit all'"と打てば良いです。
または"ifconfig -a"と打ち、トンネルデバイス(tun0等)のプロセスIDを確認してkillコマンドで切っても良いでしょう。
参照:FreeBSD QandA 213